夏菜の野菜畑

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zoom RSS 真実は見えない

<<   作成日時 : 2012/09/02 16:58   >>

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先日、ある人から驚くべき話を聞いた。
ここ最近、マスコミをにぎわしているある事件のことだ。
私もその中心人物Aさんに関して、憎むべき人物であるという認識を抱いていた。
だいたい、喋り方も、顔つきからして気に入らない。
ふてぶてしく、心の冷たい人間なのだと、私は感じた。
テレビやネットでの報道を見ていると、そうとしか思えなかったのだ。

しかし最近、そのAさんのごく近くにいる人物、Bさんに会った。
Bさんは言った。
「マスコミの報道は、もうめちゃくちゃ。真実は全然違う。Aさんは、今までなかったほどいい人なのよ」

私は頭が混乱した。
Bさんは、本当に間近でAさんを見ている人だ。
他のエピソードを聞いても真実味が感じられ、私はショックを受けた。
今まで、私は何をもって、「Aさんは極悪人」という印象を抱いていたのだろうか。

Aさんの記者会見が、感じ悪かったから?
考えたら、本当の極悪人なら、演技の一つもして同情をかおうとするだろう。
Aさんは、もしかすると不器用なだけだったのではないだろうか。

考えれば考えるほど、私は怖くなった。
報道とか、世論とか、そういうものによって私たちは動かされている。
そうしてそれがいっせいに、「右」と言えば、たやすく「右」だと思ってしまう。

真実と言うのは、報道だけではわかりはしないのだ。
悪口ばかり言われている政治家だって、実際に付き合っている人は何人いるだろうか。
本当の「野田総理」にも、本当の「小沢さん」にも、大抵の人は全くあったことがない。

ましてや、過去に起こった戦争のことなど、今の人間はほとんど知るよしもないのだ。
島の所有権も、従軍慰安婦のことも、どう判断すればよいのだろう。
今、戦争の話を書いている。わたしはあの戦争の真実を、どこまで認識しているのだろう。
シリアで亡くなった山本さんは、体当たりで真実をつかもうとして、命を落とした。
なにかの真実を突き止めることは、それほどまでに難しく、重い。



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コメント(2件)

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真実なんて後から考えられるもの。
自分で納得しなきゃ、進めないよ。

昨日第3師団に行ってきました。
私にも父親たちの姿は分かりません。
分かっているのは、自分が見て、感じたことだけ。
それが自分にとっての真実みたい。
だからその時点の目線をぶれないようにします。
でもね、むなしい作業だよ。
のん子
2012/09/05 09:00
のん子さん
自分にとっての真実は、自分が見て感じたことだけ。
そのとおりなんですよねー。
私は文献や、映画や文学や、親からの話や
そういったものでだけしか、戦争と接点がないわけなんです。

でも、戦争が起こった理由とか、戦時下の詳しい状況は知らないけれど、
「正しい戦争なんてない」
これだけは、私にとって真実であるような気がしています。
それを足がかりに頑張ろうと思っています。

夏菜
2012/09/10 18:27

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