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夏菜の野菜畑

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夏菜の野菜畑
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児童書を書いている、安田夏菜のブログです。
お仕事のこと、読んだ本のこと、趣味の落語のことなど、思いつくまま綴ります。
(左の画像は、拙作「ケロニャンヌ」より。しんやゆうこさん絵)
お仕事のご依頼などは、左下のメッセージボタンからお気軽にご連絡くださいませ。
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今日の朝日新聞

2016/08/27 22:07
お友達がわざわざ連絡してくれて知ったのですが、今朝の朝日新聞に「レイさんといた夏」をご紹介頂きました。
うちは朝日新聞じゃないので、駅でも買おうと思っていたのに、バタバタして買う暇がなく……。

ところが、午後から会議で梅田に出たら、メンバーのI先生が、「はい、これ!」と新聞を下さいました。
なんてやさしいの……(T.T)
I先生、ありがとうございます。
知らせて下さった、Kさん、Iさんもありがとうございました(^.^)

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大腸内視鏡検査

2016/08/19 20:11
生まれて初めて、「大腸内視鏡検査」というのを受けてきました。
きのうはショボイ検査食オンリー。今日は朝から下剤1.8リットルを飲み、いざ出陣!

検査は鎮静剤を打ってくれるから楽勝楽勝!と思いきや、あまりの痛さに「ぎゃー」「いたーい」と大騒ぎ。鎮静どころか錯乱状態でございます。寝てられませんよ、こんな痛み。どうやら私は、かつて受けたお腹の手術のため、腸が癒着しているとかで、(はじめて知った(@_@;))ファイバーが入りにくいみたいなんですね。

なんとか終了し、もうぐったり。でも、ポリープも癌もなにもないとのことで、一安心です。
「また三年位したら、受けましょう。今日は痛くって、ごめんなさいねえ」とやさしい先生。けど、もう二度とやだ。いやしかし、癌を見逃したらもっと怖いし……。

煩悶する安田でございました。(たいていの人は痛くないので、安心して受けて下さいね!

   
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「九十歳。何がめでたい」   

2016/08/07 23:21
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今年93歳になられる、佐藤愛子さんのエッセイ集。
私、ずうっと昔から、この人のエッセイの大ファンでした。
電車の中で読んで笑い転げ、不審者と化したことも幾たびか。

だからちょっと、怖かったんです。
いくらなんでも、93歳。やはり、筆が多少衰えていることは、避けられないのではないだろうか。
読んで、「ああ、やっぱり……」と、複雑な思いになりたくないなあと。

すみません。全くの杞憂でした。
昔のまんまの、佐藤愛子先生でした。
舌峰、いまだ衰えず。自分の老いを自虐ギャグにしつつ、返す刀で世間のあれこれを斬り捨てる。
「暴れ猪」を自称する、歯に衣着せぬ物言い。
けれども行間からにじみ出るのは、温かな視線。
一流のユーモア感覚には、とぼけた風味が加わり、ますます味わい深いものになっている。
やっぱりすごいです、この人。

老いの残酷さは、家族を見てると実感します。
けれどもそれを、すっぽりと受け止め、客観的に描写できるのはやはりプロ。
真っ正面から見つめて、あがいて、文章にして、それで活力を得ていく姿勢にはほとほと感じ入りました。

私も、何歳まで書けるのだろうか……と考えることがあります。
編集者さんに、「いやー、安田さんには、あと15年くらいはがんばってもらわないと」って
言われたことがあって、「えーっ、15年ももつだろうか」とその時は思ったんですけど、
この本を読んだ後には考え直しました。

編集さん、どうして15年ぽっちしか期待してくれないの。
安田は93までなら、あと何十年もあるよ。
うん、それくらいの気持ちでいこう!
若干80歳で、ヨロヨロしている母にも、この本読ませよう。
ちゃんと親切に、児童書並みの大活字にしてあるのよ♪






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7月も末に

2016/07/29 21:31
7月中旬から、夫のいるタイに行ってました。チェンマイまで行って、少数民族の方々にも会えました。

帰ってきてから、「レイさん」のことで、たくさんの人からご感想を頂き、ああ、書いてよかったなあ。ありがたいなあとしみじみ思いました。

7月25日は京都のみやこめっせで、子どもの本のブックフェアがあり、関西の作家さんたちに混じって、サインラリーに参加させて頂きました。

7月26日はお誕生日で、35歳になりました(←?)

そして、きのうは手が震えるほど、驚愕することがありました。ほんとうに、あっと驚きました(@_@;)
このことは忘れて、直さなければならない原稿に集中しようと思います。

以上、近況報告でした。


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↑京都みやこめっせにて。こういうふうに、作家のサインを集めるんですよ。
 なかなか豪華メンバーでしょ? さくらいともかさんが、この用紙をデザインしてくださいました。
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講談社児童文学新人賞最新刊

2016/07/08 22:06
去年、講談社児童文学新人賞を受賞された、戸森しるこさん。
そして佳作を受賞された、小俣麦穂さん。
お二人のデビュー作が、そろって刊行されています。

「ぼくたちのリアル」
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そいつの名前は、秋山璃在。ぼくたちの学年で、リアルを知らないやつはいない。なぜって?リアルはすごいやつだから。学年一の人気者。ナンバーワンでオンリーワン。璃在。たしかに、それはあいつにふさわしい、かっこよくて勢いのある名前だった……。

「さっ太の黒い子馬」 
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ぼくをだいじにしてくれるって、いってくれたよね? 黒っこの声が聞こえた気がして、さっ太はとっさに手をあげました。「おらも、黒っこがほしいです!」―子馬選びのお祭りでは、ふたりの子どもがこの黒い子馬をほしがりました。今年いちばんの黒い子馬にふさわしい童を選ぶため、子どもたちは試練の旅に出かけることに……。

「ぼくたちのリアル」は、今を生きる子どもたちを、文字通りリアルに書いた物語。三人の少年たちのキャラクターが、実に見事に立ち上がっています。どの子も本当に魅力的に描かれており、全体の構成も練れていて、完成度の高さが眩しかったです。作者のセンスを感じました。

「さっ太の黒い子馬」は、昔の信州を舞台にした、子どもたちの成長物語。力一杯投げた、ストレートの直球のような爽やかさに、とても好感を持ちました。こういう真っ直ぐな物語は、今かえって新しいのではないでしょうか。読後感がとてもよく、すがすがしい気持ちになれました。

タイプの全く違う2冊ですが、それぞれに素敵な作品です。
多くのお子さんに届きますように!
 
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新刊「レイさんといた夏」

2016/07/03 17:45
新刊「レイさんといた夏」が、7月6日に刊行となります。
【引きこもりの少女・莉緒の部屋に現れたのは、幽霊になったヤンキー少女・レイさん。ヒッキーとヤンキー、通い合い始めたふたりの心。少女たちは、むき出しの自分の心に触れた――。】

久しぶりに、中学生主人公のお話を書きました。去年の5月頃、ふいに「汚部屋に幽霊」という言葉が頭をよぎり、書き始めた作品です。書き進むほどに、どんどん気持ちが入っていって、300枚超の長編になりました。

いつも力を振り絞って書いていますが、今回は特にヘロヘロになりました。わたしにしては、かなり重いテーマの作品です。カバーと挿絵は、なんと! 数々のベストセラーの挿画を手がけた佐藤真紀子さんがお描き下さいました。挿絵が送られてきたときには、全身鳥肌が立ちました。お世話になった皆様ひとりひとりに、感謝の気持ちで一杯です。

「レイさんといた夏」どうぞよろしくお願い致します。

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水晶玉を見つめるな

2016/06/28 22:28
赤羽じゅんこさんの「水晶玉を見つめるな!」を読みました。
私がとっても好きなタイプの物語だったので、こちらでもご紹介を。

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私は子供の本というのは、二つのことが大切だと思っています。
@サクサクと読み進むことのできる、読みやすさ。物語世界へ、すっと入り込める敷居の低さ。
A心の海に、心地よく沈んでいってくれる、適度な重み。

しかし、この二つを両立させることはなかなか難しいです。軽みと、重み。相反するものを入れ込んでいくのは、ほんとうに大変。軽くすれば、心の海にプカプカ浮いてしまうし、重くすると子供にとって敷居が高すぎたりする。
この物語は、そこのところを大変うまく配合していると思います。

サクサクと読みやすい文章、漫画タッチの挿絵も雰囲気にぴったり。楽しく読み進めるうちに、いつのまにか自分の心の、ダークサイドを覗くことになるでしょう。そして……!?

ハードカバーの本は、子供たちがなかなか手を出してくれないと聞きますが、ぜひぜひ読んでみてくださいね。
きっと、心に寄り添う一冊になると思います。
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