夏菜の野菜畑

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zoom RSS なんとか脱稿

<<   作成日時 : 2011/10/07 13:06   >>

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季節風大会の原稿、なんとか書きあげて、校正かけて送りだしました。
あと、ちょっと目論見があって、書きかけている原稿がありますが、これは急がないのでボチボチに……。
あんまり意気込まないよう気をつけて、楽しんで書くようにしようと思います。

というのは、昔に読んだ井上ひさしさんのエッセイを思い出したから。
「井上氏病」という、原稿が書けなくなる病気について、書いておられます。
この病気がどんな時にひどくなるかというと……

『ちびた鉛筆で、チラシの裏に罫を引いて書かねばならず、枚数は大長編の350枚。原稿料は些少だが、天晴な作品を書きたいとすさまじい思い込み。締め切りまでにはだいぶ日があり、歯痛と痔痛で七転八倒。編集さんはすぐれているが、書き手は怠惰のいたり。家計はなんとかトントンだが、家庭はあまり幸せでない』

ではどんな時に、病が軽症で済むかと言うと……

『万年筆は使い慣れたモンブラン。枚数はたったの5枚で、原稿料が破格の一枚三千円。意気込みなどなきに等しく、締め切りまではわずか数日で体調は完璧。さらに編集者が鬼のごとくに獰猛で、書き手は勤勉実直。家計簿は火の車であるが、家庭はうまくいっている』


う〜ん、わかる気がするなあ。まあいろんな要素が含まれていてややこしいのですが、とにかく「皆が感動する大長編を一発……」などという色気は禁物と言うことですな。これ以上病気を増やしたくはないので、「ま、あいうえおに毛の生えた程度のものでも書き飛ばしておくか(井上氏談)」というくらいの気持ちでいようかと思います。しかし、そういう態度で、よいものが書けるのかどうか……。ってわたし、やっぱり『天晴なものを書きたい』と思い込みが激しいのかもしれませんね。


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コメント(2件)

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天晴れなもの書くという世界から、遥かに遠のいてしまったけど、でも作品が何らかの形で日の目を見るのって、産みの親としては嬉しいものです。
でも活字になるチャンスって、少ない現状。
小さな事でも、こつこつやるしかないですね。
たとえ日の目見なくても、自分が惚れた作品は、
しつこく書き続けましょう。
書いてるときが楽しいもん。
私、やっぱり「ハン・ミヨンソン」に惚れてるから、
書き直します。教えて下さいね。
のん子
2011/10/12 21:25
いえいえ、こちらこそ、教えてくださいませ〜。
活字になるチャンスは少ないけれど、それでもコツコツ書いていくしかありませんよね。
作品は書き手にとって子供と同じ。
少しづつ育てあげて、いつか立派にしてやりたいです。
夏菜
2011/10/17 16:24

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